21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反発。終値は前日比0.08%高の4116.94ポイントだった。深セン成分指数は0.7%高の14255.13ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2兆6007億200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返すと、その後はおおむねプラス圏で推移した。中国当局の政策支援を好感する買いが下値を支えた。財政部は20日、内需拡大に向け、財政・金融政策を組み合わせた一括の政策パッケージを打ち出した。消費の振興と民間投資の拡大を柱とする5つの主要施策を公表し、家計や中小零細企業の負担軽減を通じて景気を下支えする。もっとも、当局が株式市場の安定を重視し、相場の過熱を抑制する姿勢を示したことから、上値の重さが目立ち、終盤は前日終値を挟んでもみ合った。
セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面高。採掘、電機、半導体、レアメタルも買われた。半面、保険が全面安となったほか、銀行、石炭、酒造、商業・百貨店などが下げた。
A株市場では、プリント基板(PCB)メーカーの深南電路(
002916)、テック株の曙光信息産業(
603019)、大族激光科技産業集団(
002008)、紫光国芯微電子(
002049)、杭州海康威視数字技術(
002415)などが大幅高。不動産デベロッパーの万科企業(
000002)も高い。社債「21万科02」の返済期限を一部延長する案が債権者会議で承認されたことが材料視された。半面、小売りの永輝超市(
601933)、酒造の瀘州老窖(
000568)、風力発電設備の新疆金風科技(
002202)などが安い。中信銀行(
601998)、中国農業銀行(
601288)、上海浦東発展銀行(
600000)などの銀行株が売られ、相場の重荷となった。
上海B株指数は0.6%高の261.81ポイント、深センB株指数は0.41%安の1251.60ポイント。