大和証券キャピタル・マーケッツは最新リポートで、スポーツ用品大手の安踏体育用品(
02020)について、短期的なバリュエーション再評価の材料は限られ、上昇余地が弱まったとして、投資判断を「買い」から「アウトパフォーム」に引き下げた。目標株価もこれまでの112HKドルから95HKドルに下方修正した。マーケティング費用の増加を踏まえ、2026年のEPS予想を5%引き下げた。『AAストックス』が21日伝えた。
大和は、安踏体育用品の経営陣が25年の小売売上高と営業利益率の見通しを維持しているものの、20日発表の25年10−12月期販売データには2つの重要な失望要因があったと指摘した。第1に、同四半期の「ANTA」ブランドの小売売上高は前年同期比で1桁台前半の減少となり、コロナ禍対策政策が終了した23年以降、初めての縮小となった。第2に、同社経営陣が26年を「投資の年」と位置付けており、営業利益率は前年を下回る見込みだとした。
安踏体育用品の株価は日本時間午後2時49分現在、前日比6.06%安の77.55HKドルで推移している。