中国不動産大手の万科企業(
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000002)は21日朝方、中国本土で発行した社債「21万科02」の返済期限を一部延長する案が19日の債権者会議で承認されたと発表した。プットオプション(償還請求権)を行使した債券保有者を対象に、まず元本の40%を支払い、残額の支払いを1年延期する議案が、議決権総数の92.11%の賛成を得て可決された。
ただ、プットオプション行使分について支払い猶予期間を延ばす案は賛成が33.33%にとどまり、否決された。同議案は、猶予期間を60取引日まで延長した上で小口償還を行い、初回に元本の5%を支払う内容だった。
「21万科02」の2021年1月に発行された。発行残高は11億元、表面利率は3.98%。償還期間は7年だが、債券保有者がプットオプションを行使すれば償還日を26年1月22日に繰り上げることができる。