週明け19日の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。終値は前営業日比1.05%安の26563.90ポイントだった。中国企業指数は0.94%安の9134.45ポイント。メインボードの売買代金は概算で2256億8000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まり、前場は10日移動平均線(大引け時点で26633.97ポイント)を挟んでもみ合い。後場は同水準を下回って推移した。トランプ米大統領が17日、米国がグリーンランドを購入するまで欧州8カ国からの輸入品に10%の追加関税をかけると表明したことで、貿易を巡る対立の再燃を警戒する売りが広がったもよう。午前発表の中国の2025年10−12月期国内総生産(GDP)成長率は前年同期比4.5%と市場予想の4.4%を小幅に上回ったものの、相場への影響は限られた。セクター別では医療・ヘルスケア、一般消費財、情報技術が大幅に下げた半面、エネルギーが堅調だった。
ハンセン指数構成銘柄では医薬品関連の下落が目立ち、製薬の信達生物製薬(
01801)、中国生物製薬(
01177)、翰森製薬(
03692)、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)がそろって大幅安だった。自動車販売の中升集団(
00881)、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)と子会社の阿里健康(
00241)も売られた。半面、石油大手のシノペック(
00386)が高い。スポーツ用品の李寧(
02331)、乳業大手の中国蒙牛乳業(
02319)は反発した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.24%安の5749.98ポイントと3営業日続落。動画プラットフォームのビリビリ(
09626)、企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(
00268)が大幅安だった。前週末に高かった半導体受託製造の華虹半導体(
01347)とSMIC(
00981)も売られた。一方、オンライン旅行会社の同程旅行(
00780) 、新エネルギー車のBYD(
01211)が買われた。