| 2026-01-16 |
中国/業界動向/証券 |
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中国当局、高頻度取引業者の優位性解消に向け取引所に指示
中国当局は、アルゴリズムを使って高速の自動売買を行う高頻度取引(HFT)事業者の優位性をなくすため、取引所に指示を出したようだ。報道によると、上海と広州の商品先物取引所は当局の指示を受け、顧客のサーバーを取引所が運営するデータセンターから移すよう地元のブローカーに求めた。上海先物取引所も高頻度取引の顧客設備を2月末までに撤去し、その他の顧客についても4月末までに移すようブローカーに通知した。外電を引用して『明報』が16日伝えた。
今回の措置は、中国国内の高頻度取引業者に加え、外資系企業も対象に含まれる。高頻度取引業者のみを対象としたものではないが、影響は高頻度取引業者が最も大きくなるとみられている。高頻度取引業者は取引所が運営するデータセンター内にサーバーを設置することで、取引執行の速度をわずかに速め、優位性を確保していた。