UBSは最新リポートで、中国の動画プラットフォーム、ビリビリ(
09626)の目標株価を279.9HKドルから314.9HKドルに上方修正し、投資判断を「買い」に据え置いた。2026年の広告事業の成長見通しを評価した。ビリビリの経営陣は2025年10−12月期の業績について、予想通りの推移だったとの認識を示している。『AAストックス』が15日伝えた。
UBSによると、経営陣は26年の広告事業の成長に前向きな見方を示しており、人工知能(AI)やゲーム関連の広告需要に伸びが見られていると指摘した。電子商取引(EC)サイトからの広告予算配分を継続的に獲得できると自信を見せているほか、新たな垂直分野の開拓により広告主の裾野を広げる方針という。
ゲーム事業では、主力タイトル「三国:謀定天下」が25年10−12月期に1シーズンのみの展開だったため、季節要因で振るわなかったものの、26年1−3月期は2シーズン展開により売上高が安定すると見込む。同作は1月末に香港・マカオ・台湾版を投入予定で、日本および韓国版は年後半にリリースする計画。また、「三国:百将牌」については旧正月後に新たなテストを実施する予定で、地方都市での成長余地が大きく、中長期的な運営と収益性に前向きな見方を示した。
UBSは広告成長見通しの改善を踏まえ、ビリビリの26年の売上高予想を1%、利益予想を2%それぞれ引き上げた。