14日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続伸。終値は前日比0.56%高の26999.81ポイントだった。中国企業指数は0.32%高の9315.56ポイント。メインボードの売買代金は概算で3403億9000万HKドル。
ハンセン指数は前場に上げ幅を広げ、心理的節目の27000ポイントを上抜けた。後場に入るとおおむね同水準を下回って推移したものの、終値は昨年11月13日以来およそ2カ月ぶりの高値を連日で更新した。中国の税関総署が午前に発表した2025年12月の貿易統計で、米ドル建て輸出と輸入がともに市場予想を大きく上回り、買い安心感につながった。ただ、中国本土の証券取引所が信用取引の保証金の最低比率を80%から100%に引き上げると発表し、投資家心理を冷やしたもよう。セクター別では一般消費財と医療・ヘルスケアが高かった半面、公共事業が軟調だった。
ハンセン指数構成銘柄では、医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)が19%近く上昇。同業の京東健康(
06618)や、親会社のアリババ集団(
09988)も大幅高だった。火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)、ボトル入り飲料水の農夫山泉(
09633)、ショート動画プラットフォームの快手科技(
01024)は反発した。半面、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)が3日ぶりに大幅反落。中国当局が同社を独占行為の疑いで調査すると発表し、嫌気した売りが出た。ガラス大手の信義ガラス(
00868)、生活アプリ運営の美団(
03690)、不動産管理の華潤万象生活(
01209)も売られた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.66%高の5908.26ポイントと4営業日続伸。阿里健康、アリババ集団、快手科技(
01024)のほか、動画配信プラットフォームのビリビリ(
09626)、半導体受託製造の華虹半導体(
01347)が上昇率上位だった。一方、美団、トリップ・ドットコム(
09961)と同業の同程旅行(
00780)、電気自動車のリープモーター(
09863)が下落した。