14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.31%安の4126.09ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の14248.60ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3兆9414億8400万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に浮上し、前場はほぼ一本調子で上げ幅を拡大した。中国海関総署(税関総署)が発表した2025年通年の貿易統計などが材料視され、一時は取引時間中として10年半ぶりの高値となる4190ポイントを付けた。ただ、後場に入ると指数は急反落。上海、深セン、北京の3取引所はこの日、信用取引の保証金の最低比率を80%から100%に引き上げると発表した。中国当局が株式市場の過熱を警戒してレバレッジの抑制に動いたとの見方が売りを誘った。
セクター別では、銀行と保険が全面安。バッテリー素材、航空・空港運営、自動車なども安い。半面、インターネットサービス、ソフトウエア開発、文化・メディア、通信設備などが買われた。
A株市場では、油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(
601100)、小売りの永輝超市(
601933)、熱制御部品メーカーの浙江三花智能控制(
002050)、ゲーム関連の巨人網絡集団(
002558)の下げが目立った。港湾運営の上海国際港務(
600018)、航空大手の中国東方航空(
600115)、中国国際航空(
601111)が売られたほか、2021年に発行した適格投資家向け住宅賃貸専用社債「21万科02」の元利金支払いスケジュールの調整案を審議する債券保有者会議を開催すると発表した万科企業(
000002)も下げた。半面、企業向けソフト・人工知能(AI)サービスの用友網絡科技(
600588)がストップ高。プリント配線基板(PCB)の滬士電子(
002463)、化学品メーカーの衛星化学(
002648)、半導体ディスプレー大手のTCL科技集団(
000100)なども買いを集めた。
上海B株指数は0.11%高の258.05ポイント、深センB株指数は0.29%安の1267.42ポイント。