| 2026-01-09 |
香港/業界動向/電力・ガス |
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太陽光発電関連が安い、中国当局がカルテル行為をけん制か
9日の香港市場で、太陽光発電の関連銘柄が安い。太陽電池の原材料となる多結晶シリコンやウエハーを製造・販売する協キン科技(
03800)や、太陽光パネル用ガラスメーカーの信義光能(
00968)が大きく売られている。中国の独占禁止法などを管轄する国家市場監督管理総局が6日、太陽光発電の関連企業に対し、価格カルテルなどの「不当な取引制限」を行わないよう指導したと伝わった。中国本土で多結晶シリコンの先物価格が低下するなか、当局が業界のカルテル行為をけん制したと受け止められたもよう。
『中国証券報』は8日、国家市場監督管理総局が太陽光発電の業界団体である「中国光伏行業協会」と主要企業から状況を聞き取った上で、生産能力、設備稼働率、生産・販売量、販売価格の取り決めを結ばないよう命じたと報じた。同局はさらに、資本関係を通じるなどの手法で市場の分割や、生産量の配分、利益配分を行ってはならないとして、将来にわたり、価格、コスト、生産・販売量などの情報交換や談合を行うことを禁止した。その上で、業界団体と企業に対し、1月20日までに是正措置を書面で提出するよう求めた。
『中国証券報』によると、国家市場監督管理総局は協キン科技のほか、通威(
600438)、新疆大全新能源(688303)、新特能源(
01799)、東方希望などから状況を聞き取った。
日本時間午後3時52分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■信義光能(
00968):3.10HKドル(前日比4.02%安)
■協キン科技(
03800):1.03HKドル(同9.65%安)
■新特能源(
01799):6.87HKドル(同7.54%安)
■福莱特ガラス(
06865):9.94HKドル(同3.87%安)