7日の香港市場は方向感に乏しい相場か。6日の米株式相場の上昇が支えとなる半面、ハンセン指数の前日終値が昨年11月13日以来およそ2カ月ぶりの高値を更新しただけに、利益確定売りが出やすい。また、香港時間きょう夜に米国で12月ADP全米雇用統計や11月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が発表される。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を見極める上で注目度が高く、結果を見極めたいとして次第に様子見ムードが広がる展開があり得る。
一方、中国政府の景気刺激策への期待は根強く、相場を下支えしそうだ。中国人民銀行(中央銀行)は5−6日に2026年の政策会議を開き、内需拡大と供給の最適化に注力し、預金準備率引き下げや利下げなどの金融政策手段を柔軟かつ効果的に活用する方針を確認した。
6日のNY株式相場はダウ平均が3日続伸し、前日に続いて取引時間中の史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も続伸した。米国によるベネズエラ攻撃への警戒感が和らぐ中、人工知能(AI)関連株が買われて相場を押し上げた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)、英金融大手HSBC(
00005)、新エネルギー車の理想汽車(
02015)とBYD(
01211)が香港終値を下回って終えた。