16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比1.11%安の3824.81ポイントだった。深セン成分指数は1.51%安の12914.67ポイントと続落した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆7241億7300万元だった。
上海総合指数は小幅に下落して寄り付き、序盤に下げ幅を拡大。中盤以降は下げ渋ったものの、終値は9月23日以来およそ3カ月ぶりの安値だった。中国国家統計局が15日に発表した11月の工業生産や小売売上高の伸び率が前月よりも鈍化し、中国経済の減速が警戒されたもよう。米連邦準備理事会(FRB)の今後の金融政策を見極める上で注目度が高い米雇用統計が中国時間きょう夜に発表されるとあって、積極的な買いを手控えるムードも広がった。セクター別では、貴金属が全面安のほか、造船、非鉄金属、電源設備、風力発電設備、太陽光発電設備が売られた。半面、小売りが逆行高だった。
A株市場では、製薬の上海復星医薬(
600196)と江蘇恒瑞医薬(
600276)、アニメ制作会社の奥飛娯楽(
002292)、風力発電設備の金風科技(
002202)、太陽光発電設備の晶澳太陽能科技(
002459)が大幅安。香港重複上場を申請する方針を示した思源電気(
002028)、金鉱大手の紫金鉱業集団(
601899)も売られた。一方、スーパーマーケット大手の永輝超市(
601933)、職業教育の中公教育科技(
002607) がストップ高を付けた。重慶長安汽車(
000625)は傘下ブランドの純電動セダンがレベル3自動運転車として中国当局から承認され、買いを集めた。前日大引け後に11月の業務統計を発表した空運の中国東方航空(
600115)、春秋航空(
601021)も高い。
上海B株指数は0.74%安の246.80ポイントと続落。深センB株指数は0.15%安の1264.21ポイントと7営業日続落した。