12日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比1.75%高の25976.79ポイントだった。中国企業指数は1.62%高の9079.35ポイント。メインボードの売買代金は概算で2426億5000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付き、中盤まで次第に上げ幅を広げた。心理的節目の26000ポイントを上抜けると利益確定売りが出て上値が重くなったものの、終値は5日以来1週間ぶりの高値だった。中国共産党が10−11日に中央経済工作会議を開いたとことで、来年は内需拡大と景気浮揚に向けた財政出動が拡大されるとの期待から幅広いセクターで買いが優勢だった。前日のNY市場でダウ平均が大幅に続伸し、最高値を約1カ月ぶりに更新したことも地合いの改善につながったもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、中国保険大手の中国人寿保険(
02628)と中国平安保険(
02318)、英金融大手のHSBC(
00005)が買われて相場の上昇を主導した。香港公益事業者の長江インフラ(
01038)、宅配大手の中通快逓(
02057)も大幅高。医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、オンラインゲームのネットイース(
09999)は反発した。一方、製薬の翰森製薬(
03692)、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)が下落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.87%高の5638.05ポイントと反発。阿里健康とネットイースのほか、人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(
00020)、オンライン旅行会社の同程旅行(
00780) の上昇率が4%を超えた。構成30銘柄のうち、下落は金蝶国際ソフト(
00268)と華虹半導体(
01347)の2銘柄だけだった。