富途証券の譚智楽チーフアナリストはこのほど、バリュエーションの調整やテクノロジー業界の成長が追い風になるとし、ハンセン指数の2026年目標値を31000ポイントに設定した。マクロ環境の改善や企業利益の持続的増加が実現すれば、楽観シナリオでは34000ポイントを試す展開もあるとみている。『香港01』が9日伝えた。
譚氏は、25年の香港株は活況を呈し、ハンセン指数が大幅に上昇したと指摘。金利動向や米連邦準備理事会(FRB)の利下げサイクル、香港銀行間金利(HIBOR)の上昇といった課題はあるものの、26年の香港株に引き続き楽観的な見方を示した。
また、年初来でハンセン指数がハンセンテック指数のパフォーマンスを上回った背景について、銀行株を中心とする高配当株に資金が流入した点を挙げた。26年もテクノロジー株と高配当株が注目セクターになるとみており、テクノロジー株では安定した収益力とキャッシュフローを持つテンセント(
00700)やアリババ集団(
09988)、快手科技(
01024)を推奨。ロボティクス関連として深セン市優必選科技(
09880)、地平線機器人(
09660)、小鵬汽車(
09868)をピックアップした。
高配当株では、中国本土の銀行や保険など中国資本系金融株や通信株を選好。また、マクロ環境の改善で恩恵が期待でき、優良資産を持つ不動産関連として新鴻基地産(
00016)、恒基兆業地産(
00012)、香港鉄路(
00066)も注目されるとした。