9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.37%安の3909.52ポイントだった。深セン成分指数は0.39%安の13277.36ポイントと4営業日ぶりに反落した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9039億5300万元だった。
上海総合指数は前場にマイナス圏の狭いレンジで推移し、後場に入って下げ幅を拡大。ただ、心理的節目の3900ポイントが下値のめどとして意識され、大引けにかけてやや値を戻して終えた。前日終値は11月20日以来の高値だったとあって、いったん利益を確定する売りが重荷となった。中国景気の先行き不安がくすぶるなか、中国国家統計局があす発表する11月の物価統計を見極めたい投資家は、積極的な買いを手控えたもよう。セクター別では非鉄金属、鉄鋼、貴金属、医薬品販売の下げが目立ったほか、化学肥料、保険が全面安。一方、小売りが上昇した。
A株市場では、アルミ大手の中国アルミ(
601600)が6%超下落。金鉱大手の紫金鉱業集団(
601899)、空運の中国東方航空(
600115)、製鉄のアンガン・スチール(
000898)も安い。不動産開発の招商局蛇口工業区控股(
001979)、万科企業(
000002)、保利発展控股集団(
600048)、建材の中国建築(
601668)、安徽コンチセメント(
600585)はそろって続落した。半面、スーパーマーケット大手の永輝超市(
601933)がストップ高を付けた。電子機器受託製造の富士康工業互聯網(
601138)、化合物半導体メーカーの三安光電(
600703)も高い。
上海B株指数は1.14%安の248.69ポイント、深センB株指数は0.79%安の1284.38ポイントとともに続落した。