9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.84%安の25549.905ポイントだった。中国企業指数は1.12%安の8981.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1077億5000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈み、下げ幅を拡大した。中国本土で10日に物価統計の発表が予定されているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を10日(香港時間11日未明)に控えていることから、イベントを前に持ち高調整の売りが優勢。FOMCでは0.25%利下げが確実視されているものの、FOMC声明文やパウエル議長の発言が来年の利下げに消極的なタカ派的なものになるとの警戒感が重荷となった。
個別では、ガラスメーカーの信義ガラス(
00868)と傘下の信義光能(
00968)、産金大手の紫金鉱業集団(
02899)、本土不動産デベロッパーの龍湖集団(
00960)などが安い。中国デザイナーズトイ大手のポップマート(
09992)が大幅に続落した。半面、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)、豚肉大手の万洲国際(
00288)、香港不動産株の恒基兆業地産(
00012)などが買われた。