| 2025-12-08 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(5日):ダウ104米ドル高と反発、インフレ鈍化を好感
5日のNY株式相場は上昇。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見通しを巡り、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する9月個人消費支出(PCE)価格指数がやや鈍化したことが安心感につながった。
来週のFOMCを前に最後に発表される重要指標となる9月の個人消費支出(PCE)価格指数(食品とエネルギーを除くコア指数)は、前年比+2.8%、前月比+0.3%とともに市場予想と一致した。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数は前年比+2.8%と、8月分や市場予想の+2.9%を下回り、前月比では+0.2%と市場予想と一致した。
FOMCでの利下げ見通しが維持されたことでダウ平均は一時282米ドル高まで上昇し、104.05米ドル高(+0.22%)と反発して終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.74%高まで上昇後、0.31%高で終了し、4日続伸した。S&P500も4日続伸となり、10月末に付けた史上最高値に迫った。
S&P500の11セクターはコミュニケーション、IT、一般消費財など4セクターが上昇し、公益、エネルギー、ヘルスケアなど6セクターが下落。不動産が変わらずとなった。ダウ平均採用銘柄はセールスフォースが5.30%高、ゴールドマン・サックスが2.00%高となり、ビザ、ベライゾンも1%超上昇。一方、アムジェンが3.02%安となり、シェブロン、プロクター・アンド・ギャンブル、メルク、3Mが1%超下落した。
週間ではダウ平均が238.57米ドル高(+0.50%)、ナスダック総合が0.91%高とそろって2週続伸し、年初来ではダウ平均が12.72%高、ナスダック総合が22.10%高となった。