| 2025-12-04 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(3日):ダウ408米ドル高と続伸、ADP雇用者数の下振れで利下げ期待強まる
3日のNY株式相場は続伸。米民間雇用サービス会社ADPの11月民間部門雇用者数が増加予想に反して減少し、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が一段と高まったことや、ビットコイン価格が続伸し、9万3000米ドル台を回復したこともセンチメントの改善につながった。
ダウ平均は小幅安でスタートしたが、取引終盤に495米ドル高まで上昇し、408.44米ドル高(+0.86%)で終了。ナスダック総合も0.17%高で終了し、ともに2日続伸した。S&P500の11セクターはIT、公益の2セクターが下落した一方、エネルギー、金融、資本財、一般消費財、素材など9セクターが上昇した。
ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルスが4.67%高となったほか、ゴールドマン・サックス、マクドナルド、アムジェン、アメリカン・エキスプレスが2%超上昇し、ウォルマート、セールスフォース、キャタピラー、JPモルガン・チェースなど8銘柄が1%超上昇。一方、マイクロソフトが2.50%安、となり、トラベラーズ、ボーイング、エヌビディアが1%超下落。マイクロソフトは、ソフトウェアの販売目標を引き下げたと報じられたことで一時3%超下落した。
利下げ見通しを巡って注目された11月ADP民間部門雇用者数は3.2万人減と、予想の1万人増に反して減少した。一方、米サプライマネジメント協会(ISM)の11月非製造業PMIは52.6と前月分の52.4や予想の52.1を上回る強い結果となった。
経済指標は強弱まちまちとなったが、米10年債利回りは前日の4.088%から4.063%に低下。米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチ・ツールの12月利下げ確率は前日の88%から89%に上昇した。