28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.34%高の3888.60ポイントだった。深セン成分指数は0.85%高の12984.08ポイントと反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆5857億9600万元だった。
上海総合指数は朝方に安く推移した後に上げへ転じた。幅広いセクターで次第に買いが優勢となり、結局はこの日の高値圏で引けた。人民元高の進行が一服したことから売りが先行したものの、中国の第15次5カ年計画(2026−30年)や資本市場政策、金利低下見通しを背景にリスク選好姿勢が強まる流れが続いた。セクター別では、バッテリー素材が全面高のほか、造船、化学肥料、セメント・建材、自動車が上昇した。一方、漢方薬、銀行、保険が逆行安を演じた。
A株市場では自動車メーカーの広州汽車集団(
601238)がストップ高。同業の重慶長安汽車(
000625)、音響機器・電子部品メーカーの歌爾(
002241)、映画館チェーンの万達電影(
002739)は反発した。電池材料メーカーの寧波杉杉(
600884)、化学大手の万華化学集団(
600309)も買われた。半面、銀行株が売られ、中国銀行(
601988)、交通銀行(
601328)、興業銀行(
601166)、上海銀行(
601229)が大きく下げた。不動産株の招商局蛇口工業区控股(
001979)と万科企業(
000002)も売られた。
上海B株指数は0.73%高の252.33ポイント、深センB株指数は0.41%高の1294.60ポイントとともに3日ぶりに反発した。