14日の香港株式市場で、ハンセン指数は5日ぶりに反落。終値は前日比1.85%安の26572.46ポイントだった。中国企業指数は2.09%安の9397.96ポイント。メインボードの売買代金は概算で2327億8000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ、幅広いセクターで売りが先行。始値で心理的節目の27000ポイントを割り込んだ。中盤以降にじりじりと下げ幅を広げ、終値は7日以来1週間ぶりの安懸念だった。米連邦準備理事会(FRB)の高官から政策金利の引き下げに消極的な発言が相次いだことで、年内の米利下げ期待が後退した。中国国家統計局が午前に発表した10月の小売売上高などの主要経済指標が総じて前月より弱い内容となり、地合いが悪化したもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、ネット株の百度(
09888)とアリババ集団(
09988)が大幅安。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)と医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)は反落した。前日大引け後に2025年7−9月期決算を発表したJDドットコム(
09618)と子会社の京東物流(
02618)が売られた半面、京東健康(
06618)が大きく買われた。製薬の翰森製薬(
03692)、豚肉大手の万洲国際(
00288)も高い。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.82%安の5812.80ポイントと5日ぶりに反落。百度、JDドットコム、アリババ集団のほか、新興電気自動車メーカーの小鵬汽車(
09868)と蔚来集団(
09866)、パソコン大手のレノボグループ(
00992)が安い。構成30銘柄のうち上昇は医薬品ネット通販の京東健康と阿里健康(
00241)の2銘柄だけだった。