シティグループは最新リポートで、中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)の目標株価を735HKドルから751HKドルに引き上げ、投資判断は「買い」を継続した。同銘柄をトップピックおよび人工知能(AI)関連の主要投資対象として推奨した。『信報』が14日伝えた。
シティは、テンセントに対する積極的な見方を維持し、同社が売上高と利益の安定かつ持続的な拡大を進める一方、企業向けとユーザー向け双方のAI応用分野で先端的な取り組みを拡大している点を高く評価した。
また、テンセントの2025年7−9月期の業績の高成長は、自社開発ゲーム、動画プラットフォーム「視頻号」、微信検索といった高利益率事業に支えられたと指摘。加えて、戦略的にAI人材を採用することで生産性コストを最適化したことも寄与したとした。
7−9月期の資本的支出は半導体調達の不足により前年同期比24%減となったものの、基盤モデルのアップグレードや微信エコシステム内でのエージェント型AI開発への投資は鈍化していないと指摘。これらの投資は将来的に大きなリターンを生む可能性が高いとの見方を示した。