12日の香港市場で、ハンセン指数は3日続伸。終値は前日比0.85%高の26922.73ポイントだった。中国企業指数は0.82%高の9538.99ポイント。メインボードの売買代金は概算で2363億9000万HKドル。
ハンセン指数は米利下げ継続観測から買いが先行し、序盤に上げ幅を拡大。心理的節目の27000ポイント付近では伸び悩んだものの、終値は10月6日以来およそ1カ月ぶりの高値となった。中国政府が内需刺激策を拡大するとの期待が相場を支えたもよう。中国人民銀行(中央銀行)は11日、2025年の政策目標の達成に向け、金融が消費を喚起・拡大する作用を強化し、消費分野への金融供給を拡大する方針を明らかにした。セクター別では、医療・ヘルスケア、不動産・建設、コングロマリットが高い。
ハンセン指数構成銘柄では、香港不動産株の華潤万象生活(
01209)、新鴻基地産(
00016)、九龍倉置業地産(
01997)、恒隆地産(
00101)、本土不動産株の華潤置地(
01109)、中国海外発展(
00688)がそろって続伸。医薬品ネット通販の京東健康(
06618)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)も高い。半面、太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)が大きく売られた。ガラスメーカーの信義ガラス(
00868)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、即席麺大手の康師傅控股(
00322)、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)も下落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.16%高の5933.99ポイントと3日続伸。京東健康のほかに家電メーカーの美的集団(
00300)が大幅高だった。一方、新興電気自動車メーカーの蔚来集団(
09866)と小鵬汽車(
09868)が反落した。