建銀国際は最新のリポートで、中国旅遊集団中免(
01880)の目標株価をこれまでの60HKドルから50%引き上げて90HKドルとした。政策支援を背景に利益成長の勢いが一段と強まり、成長見通しが改善しているとした。投資判断は「アウトパフォーム」を維持した。中国旅遊集団中免の2025年7−9月期の純利益は前年同期比29%減の4億5200万元と、建銀国際や市場の予想を下回ったものの、売上高の前四半期比での減少幅は縮小し、粗利益率は32−33%前後で安定していると評価した。『インフォキャスト』が12日伝えた。
建銀国際は、中国旅遊集団中免の業績が今後徐々に改善すると予想。商品構成の最適化が進むにつれて粗利益率は安定的に推移する見通しとした。一方で、事業拡大に伴う販売・マーケティング費用、賃料、人件費の上昇により、営業利益率の改善ペースは緩やかになると見込んでいる。
建銀国際は、中国政府が国内消費の促進、海南省の観光産業の発展、国内外消費者の購買チャネル拡大を目的に新たな免税政策を相次いで実施していると指摘。中国税関のデータによると、海南省ではこれらの政策が良好な成果を上げており、同省の主要な免税小売業者である中国旅遊集団中免が、こうした政策から最も利益を得る企業の一つになるとの見方を示した。
中国旅遊集団中免の株価は日本時間午後4時49分現在、前日比2.48%安の78.65HKドルで推移している。