人工知能(AI)ソフトウエア企業のセンスタイム(
00020)傘下のセンスタイムMEAは11日、キング・サウード大学(KSU)と提携し、「共同AIイノベーションセンター」を設立すると発表した。同センターはサウジ発のAI研究・実証プラットフォームとして、複数の産業分野におけるAI活用ケーススタディーと調査を手掛ける。並行して、センスタイムMEAは画像処理ユニット(GPU)クラスターを構築する。同センターや顧客などの関係者にコンピューティング能力を提供することで、医療、エネルギー、エンターテインメント、物流、スマートシティー、環境モニタリング、宇宙科学など多様な分野での取り組みを拡大していく。
提携の下、AIを活用したコース設計、授業支援、授業後分析などをKSUに導入するほか、学生や研究者が産業界のプロジェクトに参加できる機会を創出する。
センスタイムMEAはセンスタイムとサウジアラビア政府系のパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が2022年に設立した合弁会社。スマートシティー、スマートビル、観光地のデジタル化、環境・サステナビリティーなどの分野でAIソリューションを手掛ける。紅海の生態系をAIで監視し、サンゴ礁や野生生物の保護に役立てる環境プロジェクトにも参加している。