| 2025-11-10 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(7日):ダウ74米ドル高と反発、ナスダックが続落し週間で3%超下落
7日のNY株式相場は高安まちまち。11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の悪化を受けて景気減速懸念が強まったことや、人工知能(AI)関連株の下落が続いたことで一時大幅安となったが、政府再開を巡る交渉で、野党民主党がつなぎ予算成立に向けて歩み寄りを提案したと報じられ、政府閉鎖解除の進展期待が高まったことで買い直された。
ダウ平均は下落してスタートすると、一時416米ドル安まで下落幅を拡大したが、つなぎ予算成立期待を受けて74.8米ドル高(+0.16%)と小幅に反発して終了。S&P500も1.32%安まで下落後、0.13%高とプラス圏で終了した。一方、前日に1.90%安となったナスダック総合は2.13%安まで下落後、0.21%安と下落幅を縮小して終了したが、2日続落となった。
前日に3.65%下落したエヌビディアは一時4.87%安まで下落したが、0.04%高とプラス圏で終了し、オラクルは4.69%安まで下落後、1.86%安で終了した。
週間ではダウ平均が575.77ドル安(-1.21%)、S&P500が1.63%安、ナスダック総合が3.04%安と3指数がそろって4週ぶりに反落。ナスダック総合は10.02%安となった4月4日終了週以来の大幅安となった。
S&P500の11セクターはコミュニケーション(-0.84%)とIT(-0.33%)を除く9セクターが上昇。エネルギー、公益、不動産、素材、生活必需品が1%超上昇した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の19.50ポイントから一時22.72ポイントまで上昇したが、19.08ポイントと前日比で低下して終了した。
政府閉鎖の影響で予定された10月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)は2カ月連続で発表が延期された。11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は50.3と前回の53.6や市場予想の53.2を下回る大幅悪化となった。併せて発表された11月ミシガン大1年先期待インフレ率速報値は4.7%と前月の4.6%から上昇したが、同5年先期待インフレ率速報値は3.6%と前月の3.9%から低下した。