6日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに大幅反発。終値は前日比2.12%高の26485.90ポイントだった。中国企業指数は2.10%高の9355.97ポイント。メインボードの売買代金は概算で2346億5000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ、心理的節目の26000ポイントに乗せて寄り付くと、ほぼ一本調子で上げ幅を拡大した。終値ベースで10月9日以来、およそ1カ月ぶりの高値を更新。5日に発表された10月の米ADP民間部門雇用者数やISM非製造業総合指数(PMI)が予想より強い結果となったことを受け、米経済の底堅さが意識され、投資家は運用リスクを取りやすくなった。米中対立の懸念の後退や、本土市場で上海総合指数が4000ポイントを回復したことも地合いの改善につながった。
ハンセン指数構成銘柄では、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)が急伸した。中国政府が国からの資金援助を受ける新規データセンターに対し、国産の人工知能(AI)半導体のみを使用するよう求める指針を通達したと外電が報じたことを受け、半導体受託製造のSMIC(
00981)が7%超の上昇。中国生保大手の中国人寿保険(
02628)、本土不動産株の龍湖集団(
00960)、産金大手の紫金鉱業集団(
02899)なども大幅高。大型ネット株のアリババ集団(
09988)、JDドットコム(
09618)、国際金融株のHSBC(
00005)が買われ、指数を押し上げた。半面、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、台湾系食品メーカーの康師傅控股(
00322)、教育関連の新東方教育科技(
09901)、7−9月期業績を発表したマカオカジノの銀河娯楽(
00027)が下げた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.74%高の5944.22ポイントと3日ぶりに反発。構成30銘柄がすべて上昇した。華虹半導体(
01347)、SMIC、アリババ集団、同程旅行(
00780)が上昇率上位だった。