5日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.23%高の3969.25ポイントだった。深セン成分指数は0.37%高の13223.56ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8723億4200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、ほどなくして上向きに転じ、中盤にプラス圏へ浮上した。米中が相互に課す追加関税の引き下げや適用停止措置の延長を発表したことが買い安心感につながった。トランプ米大統領は現地時間4日、対中フェンタニル関税を10%に引き下げ、対中相互関税の税率を10%に抑える措置を1年間延長する大統領令に署名。中国の国務院関税税則委員会も5日、24%の対米追加関税の適用停止期間の延長と、米国産農産物などに対する最大15%の追加関税の適用の停止を発表した。
セクター別では、送配電設備、バッテリー、太陽光・風力発電設備、石炭などが高い。半面、保険が全面安となったほか、ソフトウエア開発、半導体、バイオ製品、医療サービスなどが売られた。
A株市場では、リチウム電池材料メーカーの寧波杉杉(
600884)、自動車部品大手のウェイチャイ・パワー(
000338)、太陽光発電関連の晶澳太陽能科技(
002459)、風力発電設備の新疆金風科技(
002202)の上昇が目立った。免税店運営の中国旅遊集団中免(
601888)、航空会社の春秋航空(
601021)、環境関連の東江環保(
002672)なども買いを集めた。半面、ゲーム関連の完美世界(
002624)、油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(
601100)、音声認識技術大手の科大訊飛(
002230)、企業向けクラウド大手の用友網絡科技(
600588)などが下げた。
上海B株指数は0.21%安の259.15ポイント、深センB株指数は0.01%高の1306.94ポイントだった。