アリババ集団(
09988)傘下の地図サービス「高徳(Amap)」は、ロボタクシー分野に本格参入するもようだ。中国本土メディアによると、高徳は新興電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(
09868)と提携し、現地時間の5日午後3時に開催される「小鵬科技日」でロボタクシーの新たな進展について発表する予定。
小鵬汽車は同イベントで初の量産型ロボタクシーを披露する見通し。車両にはサンバイザー部に車外ディスプレーを初搭載する。「worldwide」の文字が入ったポスターが公開されていることから、世界市場を念頭に置いた展開を計画しているとみられる。高徳によるロボタクシー事業進出の詳細も同日発表される予定という。
関係者によれば、高徳はすでに無人運転タクシー事業を戦略的プロジェクトと位置付けており、将来の重要な成長分野となる見込みだ。
中国本土のロボタクシー市場は成長余地が大きい。ゴールドマン・サックスの試算によると、市場規模は2025年の5400万米ドルから35年には470億米ドルに拡大し、約870倍の伸びが見込まれる。35年には主要都市における1台あたりの年間収入が3万1000米ドルに達し、従来型の配車サービスを上回る水準になるとみられている。