31日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。終値は前日比1.43%安の25906.65ポイントだった。中国企業指数は1.91%安の9168.58ポイント。メインボードの売買代金は概算で2576億1000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まり、じりじりと下げ幅を広げる展開。後場に心理的節目の26000ポイントを割り込み、安値引けとなった。前日のNY市場でハイテク株が下落した流れを引き継いだ上、中国景気の先行き不透明感が強まったことで売りが出たもよう。中国国家統計局が寄り付き後に発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と前月と比べ0.8ポイント低く、市場予想の49.6を下回った。セクター別では、情報技術や一般消費財を中心に幅広く下落するなか、医療・ヘルスケアが逆行高。
ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株のアリババ集団(
09988)とテンセント(
00700)が売られ、相場の重荷となった。半導体受託製造のSMIC(
00981)と太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)が5%超下げ、電動工具の創科実業(
00669)、デザイナーズトイ大手のポップマート(
09992)も大幅安。前日大引け後に2025年7−9月期決算を発表した銘柄では、BYD(
01211)が続落した一方、万洲国際(
00288)、AIAグループ(
01299)、海爾智家(
06690)が大幅に上昇した。製薬の翰森製薬(
03692)と中国生物製薬(
01177)、石薬集団(
01093)もそろって買われた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.37%安の5908.08ポイントと3日続落。半導体株の華虹半導体(
01347)とSMICの下げがきつい。半面、海爾智家、ゲーム・オフィスソフト大手のキングソフト(
03888)が反発した。