| 2025-10-27 |
香港/業界動向/鉱業 |
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江西カン鋒リチウムが高い、リチウム価格の上昇を予想
27日の香港市場で江西カン鋒リチウム(
01772)と天斉リチウム(
09696)が高い。リチウム需給が今後引き締まり、価格が上昇するとの見方から買いが入ったもよう。中国本土市場でも江西カン鋒リチウムのA株(
002460)や天斉リチウムのA株(
002466)のほか、盛新リチウム集団(
002240)、錦州永杉リチウム(
603399)、中鉱資源集団(
002738)が上昇した。
『経済通』によると、中信証券は最新リポートで、2025年はエネルギー貯蔵関連政策が追い風となり、蓄電用電池の需要が予想を上回る伸びを示すと予想。さらに、自動車1台当たりの電池搭載量の増加や買い替え促進策が、車載用電池の需要拡大を後押しするとの見方を示した。この結果、世界の蓄電・動力電池市場の好況が続き、リチウム塩の需要も引き続き想定を上回る見込みだとした。
中信証券は、リチウム業界が投資を拡大した時期はすでに過ぎ去り、今後は既存の採掘・生産プロジェクトの本格稼働・増産によって供給が増える見通しだとした。リチウム資源の供給増加ペースは徐々に鈍化すると見込む。9月のリチウム塩精錬工場の在庫売上高比率は28%と2022年の水準まで低下しており、在庫は下限に達していると分析している。
中信証券が予測した2025−28年の世界リチウム供給の過剰量はそれぞれ10万1000トン、7万8000トン、2万9000トン、1万1000トン。供給過剰は年々縮小し、リチウムの需給は次第に均衡へ向かう見通しを示した。リチウム価格が底入れし、26年のリチウム価格は1トン当たり8万−10万元に持ち直すとみている。
日本時間午後3時57分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■江西カン鋒リチウム(
01772):49.00HKドル(前営業日比4.79%高)
■天斉リチウム(
09696):47.48HKドル(同2.73%高)