| 2025-10-14 |
中国/政策/その他 |
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米中首脳会談は「予定通り開催の見通し」=米財務長官
ベッセント米財務長官は13日、米国と中国の貿易を巡る緊張は和らぎつつあり、米中首脳が予定通り韓国で会談する見通しを示した。中国が9日にレアアース輸出管理の強化を発表すると、翌日にトランプ米大統領が中国からの輸入品に100%の追加関税をかけると表明し、対立があらわになったが、週末の協議を通じて「緊張の高まりは大幅に抑えられた」とベッセント氏は米『FOXビジネス』のインタビューで語った。
ベッセント氏は「トランプ大統領は11月1日までは関税を発動しないと言っている。彼は韓国で習近平国家主席と会うつもりだ。会談は依然として予定通りと信じている」と述べた。
ベッセント氏は、13日から始まる週に首都ワシントンで開かれる世界銀行と国際通貨基金(IMF)の年次総会中に、複数の事務レベル会合が行われると指摘。「中国は統制経済だ。だが彼らがわれわれを統制したり支配したりすることはあり得ない」と述べ、欧州諸国、インド、アジアの民主主義国家などの同盟国からの支持を期待していると明らかにした。