| 2025-10-13 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続落、米中対立激化を警戒 採掘株など全面安
週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比1.30%安の3846.25ポイントだった。深セン成分指数は2.56%安の13013.34ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆5779億9500万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。トランプ米大統領が中国のレアアース輸出規制強化に反発し、中国からの輸入品に対して11月1日から現在の関税に加えて100%の関税を上乗せすると明らかにしたことを受け、米中の対立激化が警戒された。また、中国では週前半に主要経済指標の発表が予定されており、様子見ムードも強かった。セクター別では、ゲームや採掘が全面安となったほか、電機や建設機械などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、貴金属や銀行の一角が買われた。
上海B株指数は0.03高の261.10ポイント、深センB株指数は0.82%安の1343.17ポイントだった。