| 2025-10-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売りや様子見ムードが重し
10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.51%安の3913.80ポイントだった。深セン成分指数は1.85%安の13471.74ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆6439億4000万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で推移した。指数は前日に終値ベースで2015年8月17日以来、およそ10年2カ月ぶりの高値を更新した後とあって、利益確定の売りが広がったほか、来週前半に中国の貿易統計や金融統計、物価統計などの発表が控えているとあって、様子見ムードも強まった。セクター別では、バッテリー素材が全面安となったほか、貴金属や電子化学品なども売られた。半面、セメント・建材や公共事業、海運・港湾が全面高だった。
上海B株指数は0.05%安の260.65ポイント、深センB株指数は0.11%高の1355.61ポイントだった。