| 2025-10-09 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日ぶり反発、本土株高などを好感 ハンセン銀行は26%高
9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.04%高の26840.95ポイントだった。中国企業指数は0.52%高の9573.13ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2073億8000万HKドル。
ハンセン指数は、序盤は安く推移したが、下げ幅を縮小すると、前日終値付近で推移した。中国当局による景気対策への期待は強いほか、きょうの中国本土市場の上昇が好感されたものの、来週前半に中国の貿易統計や金融統計、物価統計などの発表が控えているとあって、様子見ムードが相場の重しとなった。
個別では、HSBC(
00005)による非公開化計画を発表したハンセン銀行(
00011)が26%高と急騰したほか、レノボグループ(
00992)や紫金鉱業集団(
02899)、信義光能(
00968)などの上昇も目立った。半面、HSBCが6%超下げ、指数を押し下げた。中国生物製薬(
01177)や翰森製薬(
03692)も安かった。