| 2025-10-08 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続落、米株安が重荷 大型ネット株に売り
休場明け8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比1.07%安の26669.99ポイントだった。中国企業指数は1.04%安の9473.95ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1065億9000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付き、序盤に下げ幅を拡大。前日のNY市場で大型ハイテク株や半導体関連株が売られたことで、香港市場の地合いも悪化した。ただ、20日移動平均線(前引け時点で26533.27ポイント)を割り込むと買い直しが入り、その後は下落率1%付近の水準でもみ合った。上海・深セン市場は休場のため、相互取引制度(ストックコネクト)を通じた本土投資家による香港株取引は実施されていない。
個別では、大型ネット株のアリババ集団(
09988)とJDドットコム(
09618)、美団(
03690)が売られ、相場の重荷となった。中国検索大手の百度(
09888)、ショート動画プラットフォームの快手科技(
01024)も安い。不動産開発の龍湖集団(
00960)と中国海外発展(
00688)、自動車販売の中升集団(
00881)は続落した。一方、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)とBYD(
01211)、パソコン大手のレノボグループ(
00992)、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)が買われた。