| 2025-10-07 |
米国/マーケット/証券 |
|
NY市況(6日):ダウ63米ドル安と7日ぶりに反落、S&P500とナスダックは最高値で終了
6日のNY株式相場は高安まちまち。予算を巡る与野党協議が合意に至らず、政府機関の一部閉鎖が続いたものの、チャットGPTのオープンAIがアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の10%の株式を取得する計画を発表しAMDが約24%高と急伸したほか、地銀のフィフス・サード・バンコープが同業のコメリカの買収を発表し、コメリカが約14%高となったことも相場を押し上げた。ダウ平均は先週末水準を挟んでもみ合い、63.31ドル安(-0.14%)と7営業日ぶりに小幅に反落した一方、S&P500は終日プラス圏で推移し、0.36%高と7営業日続伸して終了。4日連続で終値の最高値を更新した。先週末に6営業日ぶりに反落したナスダック総合は0.71%高と反発し、取引時間中の史上最高値を更新した。小型株指数のラッセル2000も0.41%高と7営業日続伸。先週末に続いて取引時間中と終値の史上最高値を更新した。
S&P500の11セクターは一般消費財、公益、コミュニケーション、ITなど7セクターが上昇し、不動産、生活必需品、ヘルスケアなど4セクターが下落。上昇率トップの一般消費財(+1.05%)ではテスラが5.45%高。Xにショート動画が投稿され、新型車発売期待が高まった。ダウ平均採用銘柄はセールスフォース、マイクロソフトが2%超上昇し、ボーイング、シスコ・システムズも1%超上昇した一方、ベライゾンが5.11%安、シャーウィン・ウィリアムズが2.80%安となり、3M、マクドナルド、ホーム・デポ、エヌビディアなども1%超下落した。