小米集団(
01810)は、ネット上で話題となった「小米自動車が突然自走した」とする動画について、車両品質に問題はないと発表した。小米集団の広報担当者は3日夜、「微博(ウェイボー)」の公式アカウントで、「事態を重視し、直ちに専任チームを設置して調査を実施、ユーザーと協力して事実を確認した」と説明した。
小米集団によると、ユーザーの許可を得て車両のバックエンドデータと、車両制御権限を持つ2台のスマートフォン端末(女性オーナーのiPhone 16 Proと男性オーナーのiPhone 15 Pro Max)から操作ログを取得。車両データ、iPhone 15 Pro Maxの操作ログ、応答時間、車両の駐車解除指令が一致し、車両に品質上の異常はなかったと結論付けた。
当該時間帯、車両はiPhone 15 Pro Maxからの駐車支援指令を受け、Bluetooth接続範囲内で駐車補助機能を起動し、駐車スペースから自動で出庫した。ユーザーとのオンラインサポートのやり取りで「iPhone 16が指令を出した」と誤認されたのは、サポート担当者が端末識別コード(iPhone 16、2)と実際の機種名(iPhone 15 Pro Max)を混同したためであり、小米集団はユーザーに謝罪するとともに、今後のサービス改善を約束した。