| 2025-09-27 |
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市場監督管理総局、フードデリバリー業界の健全発展に向けた座談会を開催
中国の市場監督管理総局は26日、フードデリバリー業界の健全発展を促進するための座談会を開催した。座談会には総局の羅文局長が出席し、フードデリバリープラットフォーム内の店舗や配達員代表とともに、事業者や雇用者が直面している課題について意見交換を行った。
羅局長は、党中央および国務院がプラットフォーム経済の健全な発展に注力していることを強調。フードデリバリー業務は市民生活に欠かせない分野であり、消費促進や雇用安定にとっても重要な役割を果たすと述べた。
一方で、フードデリバリー業界は急成長を続ける中で、消費者の多様なニーズに応えると同時に、市場競争の秩序や食品安全、関連する権益保障の強化が求められているとの指摘もあった。今後、市場監督管理総局は業界の恒常的な監督を強化し、企業の競争に対する理性的な参加を促進するとともに、食品安全の責任を果たすよう指導していく方針を示した。また、業界の健全なエコシステムの構築に向けて、長期的なメカニズムの確立を進めるとともに、フードデリバリープラットフォームサービス管理基準の早期策定を支援する考えを示した。