CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、 新興の新エネルギー車(NEV)メーカー、理想汽車(
02015)の2025年4−6月期決算は市場予想を下回ったと指摘した。純利益は11億元と市場予想(13億元)を下回ったほか、非GAAPベースの純利益は15億元と市場予想と一致したものの、本土投資家の予想(16億−17億元)からは下振れたとしている。『経済通』が29日伝えた。
一方、会社側は25年7−9月期の売上高が前年同期比38.8−42.1%減の248億−262億元、納車台数が37.8−41.1%減の9万−9万5000台にとどまるとの見通しを示している点にも言及。投資判断は「アウトパフォーム」、目標株価は140HKドルにそれぞれ設定している。
理想汽車の株価は日本時間午後4時22分現在、前日比5.05%高の92.60HKドルで推移している。