新興の新エネルギー車メーカー、理想汽車(
02015)は1日、2025年6月の納車台数が前年同月比24.1%減の3万6300台だったと発表した。第2四半期(4−6月)納車台数は11万1100台、1−6月累計では前年同期比7.9%増の20万3900台。これまでの納車台数は累計で133万7800台となった。
理想汽車によると、設立10周年となった同社は、中国の中高級車市場(販売価格20万元以上)で国産ブランドとして2年連続で販売台数が最多。最近投入した「理想MEGA」Home版の販売台数が見通しを上回り、「理想MEGA」は販売価格50万元以上の多目的車(MPV)として販売台数が首位となった。
同社は7月にファミリー向け(6座席)多目的スポーツ車(SUV)タイプの電気自動車(EV)「理想i8」、9月にはファミリー向け(5座席)SUVタイプのEV「理想i6」を投入する予定。これにより同社の製品ラインアップはSUVタイプのレンジエクステンダーEVが4モデル、フラッグシップMPVが1モデル、SUVタイプの高電圧EVが2モデルとなる。
同社は6月末時点で中国151都市に販売センターを530カ所、222都市にサービスセンターと公認修理センターを511カ所展開している。中国で営業中の同社充電ステーションは2851カ所(充電設備1万5655基)。