週明け17日前場の香港市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比1.32%高の24276.64ポイントだった。中国企業指数は0.96%高の8963.28ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で1417億7000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の24000ポイントを回復し、堅調に推移。中国共産党中央委員会と国務院(内閣に相当)が内需振興政策の「行動方案」を実施するよう各地方に通知したと伝わり、買いが優勢となった。前週末の米株式相場が反発した上、中国国家統計局がきょう午前に発表した1−2月の鉱工業生産と固定資産投資が市場予想を上回ったことも、投資家心理を強気に傾けたもよう。
個別では、個別では国際金融銘柄のAIAグループ(
01299)とHSBC(
00005)が買われ、相場の上昇を主導。都市ガス大手の新奥能源(
02688)が高い。取引所運営の香港証券取引所(
00388)、ビール大手の華潤ビール(
00291)、宝飾品販売の周大福珠宝(
01929)は大幅に続伸した。半面、前週末に2024年12月本決算を発表した理想汽車(
02015)が大きく売られた。半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)、ショート動画プラットフォームの快手科技(
01024)は反落した。