2025-03-17 |
中国/業界動向/不動産 |
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中国70都市の新築住宅価格、2月は45都市が下落
中国の国家統計局が17日発表した2025年2月の住宅価格統計によると、主要70都市のうち、新築分譲住宅価格(保障性住宅を除く)が前月比で下落したのは45都市となり、前月から3都市増えた。上昇は18都市で6都市減少。横ばいは7都市だった(前月は4都市)。前年同月比では、下落は68都市と前月と変わらず。上昇は2都市で前と変わらず。横ばいの都市はなかった(前月もなし)。
中国国家統計局の統計に基づいてロイターが算出した主要70都市の新築住宅価格指数は前年同月比4.8%下落し、下げ幅は4カ月連続で縮小した。前月比では2月は0.1%下落となった(1月は横ばい)。
規模別では、「一線都市」(北京、上海、広州、深セン)の新築分譲住宅価格は前月比0.1%上昇した(前月は0.1%上昇)。これに次ぐ規模の「二線都市」(31都市)は前月比横ばい(前月は0.1%上昇)。「三線都市」(35都市)は0.3%下落した(前月は0.2%下落)。前年同月比では、一線都市が3.0%下落(前月は3.4%下落)。二線都市は4.7%下落(前月は5.0%下落)、三線都市は5.9%下落(前月は6.0%下落)となった。