2025-03-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、プラス圏でもみ合い 造船などに買い
週明け17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.28%高の3429.30ポイントだった。深セン成分指数は0.16%安の10961.02ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆425億4500万元だった。
上海総合指数は高く寄り付くと、終始プラス圏でもみ合った。中国共産党中央委員会と国務院(内閣に相当)が先ごろ、内需振興政策の「行動方案」を実施するよう各地方に通知したと伝わり、景気刺激策に期待する買いが相場を支えた。もっとも、前週末に心理的節目の3400ポイントを回復し、およそ3カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、目先の利益をいったん確定する売りが上値を抑えた。
セクター別では、造船、採掘、自動車サービス、不動産サービスなどが高い。半面、宝飾品、証券、貴金属、医療サービスなどが売られた。
上海B株指数は0.9%高の273.51ポイント、深センB株指数は0.62%高の1237.59ポイント。