2025-03-11 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:3日続落、安寄り後下げ幅縮小 紫金鉱業集団が4%超安
11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.93%安の23562.09ポイントだった。中国企業指数は0.72%安の8662.23ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1770億2000万HKドル。
ハンセン指数は前日終値を2%超下回って寄り付いた後、下げ幅を縮小する展開。中国では全国人民代表大会(全人代)がきょう午後に閉幕する予定で、今後打ち出される政策への期待は強いものの、米国の景気減速懸念から前日のNY市場が大幅下落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移。中国景気の先行き不安や米中の対立激化なども警戒され、相場の重しとなった。
個別では、美団(
03690)やアリババ集団(
09988)、HSBC(
00005)などが売られて指数を押し下げた。金相場の下落を受けて紫金鉱業集団(
02899)が4%超下げたほか、JDドットコム(
09618)や新東方教育科技(
09901)の下落も目立った。半面、中国生物製薬(
01177)や恒安国際集団(
01044)、農夫山泉(
09633)が買われた。