7日前場の香港市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比0.58%高の24510.49ポイントだった。中国企業指数は0.95%高の9022.93ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で1830億HKドル。
ハンセン指数は安く始まったものの上げに転じ、前場の高値圏で引けた。序盤は利益確定売りに押されたが、中国の政策に対する期待が続くなかで次第に買いが膨らみ、相場を押し上げた。米国との通商摩擦への過度な警戒感はやや後退したもよう。トランプ米大統領は6日、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に適合した輸入品の関税を4月2日まで免除するとし、適用除外範囲を拡大した。
個別では、スポーツ用品の李寧(
02331)と安踏体育用品(
02020)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)が大幅高。前日安かった宝飾品販売の周大福珠宝(
01929)は反発した。ショート動画プラットフォームの快手科技(
01024)、アルミ大手の中国宏橋(
01378)も買われた。半面、前日大引け後に2024年12月本決算を発表したJDドットコム(
09618)と京東健康(
06618)が大幅安。香港コングロマリットの長江和記実業(
00001)、電動工具の創科実業(
00669)も安い。