2025-03-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に4日続伸、政策期待が支え 保険株や証券株に買い
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4日続伸。前場終値は前日比0.01%高の3381.33ポイントだった。深セン成分指数は0.08%安の10890.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1105億3700万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、もみ合いながら徐々に下げ幅を縮小すると、前日終値をわずかに上回って前場の取引を終えた。全国人民代表大会(全人代)が11日までの日程で開かれているとあって、政策期待は強いものの、トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感が相場の重しとなったほか、米国の雇用統計や中国の貿易統計、物価統計の発表を控えて様子見ムードも強かった。セクター別では、保険や証券、不動産サービスなどが売られた半面、石炭や造船、貴金属が買われた。
上海B株指数は0.05%高の266.38ポイント、深センB株指数は0.13%安の1219.99ポイントだった。