2025-03-07 |
香港/企業動向/非鉄金属 |
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五鉱資源、配当政策の策定を計画 ブラジルのニッケル業務買収は7−9月期に完了予定
中国政府系の非鉄鉱山会社、五鉱資源(
01208)の徐基清会長はこのほど、近く配当政策を策定する考えを明らかにした。五鉱資源がこれまで配当を実施することは少なかったものの、ペルーのラスバンバス銅鉱山がより多くのキャッシュフローを生み出すことで問題の解決につながるとし、株主に利益を還元したいとしている。『明報』が7日伝えた。
一方、アングロ・アメリカンからブラジルのニッケル業務を買収すると2月下旬に発表していた件について、7−9月期に買収が完了する見通しとした。同鉱山の年産量は4万トンから2030年には15万トンまで増加するとみており、買収は金属商品の種類拡大やリスク分散にもつながると説明した。
五鉱資源の株価は日本時間午前11時17分現在、前日比1.94%高の2.63HKドルで推移している。