アリババ集団(
09988)の蔡崇信会長は13日にアラブ首長国連邦のドバイで開催された「世界政府サミット2025」で、米アップルと中国向けスマートフォンの人工知能(AI)の開発で提携することを認めた。蔡会長は、「アップルは中国で携帯電話にサービスを提供するローカルパートナーを必要としている。アップルは常に非常に要求が厳しく、中国の多くの企業と協議を行ってきた。最終的に、彼らは私たちとビジネスを行うことを選んだ。私たちは非常に幸運であり、アップルのような偉大な企業とビジネスができることを大変光栄に思う」と述べた。『新浪財経』が13日伝えた。
米メディアの『ジ・インフォメーション』は11日、事情を直接知る関係者の話として、米アップルが中国市場のスマートフォン「iPhone」向けに人工知能(AI)機能を提供するため、アリババ集団との提携を決めたと報じた。アップルとアリババ集団は共同開発したAI機能を中国で提供できるよう、サイバースペース規制当局に認可を申請したという。
アリババ集団の株価は日本時間午後4時5分現在、前日比5.45%高の120.00HKドルで推移している。