2025-02-12 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:小幅続落、方向感乏しく 利益確定売りが重荷
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら続落。前場終値は前日比0.01%安の3317.83ポイントだった。深セン成分指数は0.07%高の10564.66ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9998億5900万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後に切り返し、総じてプラス圏でもみ合ったが、小幅安で前場の取引を終えた。人工知能(AI)の利用が加速するとの期待からテック株の一角が買われた半面、指数は年初来高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが重荷となった。
セクター別では、貴金属が全面安。宝飾品、採掘、非鉄金属、海運・港湾なども安い。半面、電源設備、インターネットサービス、ソフトウエア開発などが買われた。
上海B株指数は0.03%安の265.23ポイント、深センB株指数は0.24%安の1202.32ポイントだった。