2025-02-11 |
香港/投資判断/電子・IT |
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ADASの普及がBYDエレクトロニックや舜宇光学科技などに恩恵=シティ
シティグループは最新リポートで、BYD(
01211)が10日夜に開いた戦略発表会で高度運転支援システム「天神之眼」を全シリーズに搭載すると発表したことを受け、主なサプライヤーにポジティブな影響があるとの見方を示した。もっとも大きな恩恵を受けるのはBYDエレクトロニック(
00285)で、その次は上海韋爾半導体(
603501)、舜宇光学科技(
02382)を挙げた。『AAストックス』が11日伝えた。
シティは、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転が今年から重要な投資テーマになると予想。ADASの搭載が10万元以下の車種に拡大することによって、BYDエレクトロニックの2025−26年の自動車関連事業の売上高が当初予想より3−5%増加する予想。ただ、最近の株価の上昇で売り上げ増がすでにほとんど織り込まれたとの見方を示した。また、上海韋爾半導体と舜宇光学科技もADAS関連分野の利益貢献が全体の30−40%を占めているため、ADASの普及率の向上がプラスに働くとした。