2025-01-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、総じてマイナス圏でもみ合い 利益確定売りが重荷
15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.25%安の3232.98ポイントだった。深セン成分指数は0.78%安の10086.10ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8208億2200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、総じてマイナス圏でもみ合った。プラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは弱かった。前日に2%超上昇した後とあって、利益確定売りが重荷となった。米連邦準備理事会(FRB)の景気判断に影響する12月の米消費者物価指数(CPI)がこの日の夜に控えているほか、週内には中国の2024年10−12月期国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表される予定で、投資家は運用リスクを取りにくくなっている。
セクター別では、電源設備、軍需関連、採掘、電子化学品などが安い。半面、太陽光発電設備、文化・メディア、ゲームなどが買われた。
上海B株指数は0.05%高の261.72ポイント、深センB株指数は0.1%安の1194.37ポイントだった。